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塗り替え時期

屋根材や外壁材は1mmにも満たない薄い塗膜によって雨や紫外線から守られています。
しかし、この塗膜には寿命(耐用年数)があるため、一生の間に2~3回、表層の塗膜の寿命に応じて屋根材や外壁材の「塗り替え」が必要となってくるのです。
下記ではメンテナンス必要時期の症状・原因とその補修方法を掲載致します。

塗膜の風化現象
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  • 塗膜の風化現象部位:外壁面

    変褪色・色ムラ
    色相・彩度・明度の変化により、初期の塗色が失われ色褪せる現象。
    原因として経年劣化のほか、コンクリートなど素地のアルカリ成分に塗膜が侵された場合や、塗料自体の耐候性の悪さが上げられる。

    チョーキング(白亜化)
    塗膜の表面に粉状の物質が浮き、ツヤがなくなること。
    塗膜を形成している樹脂が分解され、着色成分である顔料が露出する現象。
    原因として経年劣化のほか、塗料自体の耐候性の悪さが上げられる。

補修方法
鉄部の場合、被塗面を電動工具・手工具・ペーパー等で研磨した後にシンナー拭きを実施し塗装する。内・外壁の場合は、高圧水洗いを実施した後に塗装する。
耐候性の良い塗料を選定する。
  

※塗替え時の付着を確認するために、事前に下塗を試験塗装し、1週間養生した後、ガムテープ等により付着をしているか確認を行う。新築時に高温焼付塗装がされている場合は、塗替え時の付着が悪い可能性が高いので特に、注意が必要です。

 

シーリング材の劣化現象
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シーリング材の劣化現象部位:目地シーリング

※経年劣化や外的要因によって、本来持つべき伸縮力の低下や破断、ブリード(にじみ)による汚染などがみられます。

  

補修方法
シーリング材は、建造物の気密性・水密性を保つために非常に重要な役割を果たすものなので、改修工事の際には雨掛かり部分はすべて打替えを実施する事が望ましい。

 

モルタルの浮き・剥落現象
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部位: 階段・手すり壁

※壁面や床面の各種仕上げ材の下塗りや補修用として施工されているモルタル層が、経年劣化や地震などの外的要因によって、素地(コンクリート)面との境に隙間ができ、劣化が進むと剥落に至る現象である

  

補修方法
モルタルの浮き箇所を確認し、エポキシ樹脂などの注入を行う。
剥落の危険のある箇所は、ピン打ち併用のエポキシ樹脂注入を行う

 

漏水現象
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部位:共用廊下・軒天

※壁面や床面などに発生したひび割れから雨水が侵入し、そのひび割れ周辺や下層階の軒裏に水が廻る現象です。躯体を劣化させる要因になり、漏水箇所には多量の白い結晶物(エフロレッセンス)が付着しています。

  

エフロレッセンス
セメントの硬化で生じた水酸化カルシウムが空気中の炭酸ガスと化合し炭酸カルシウムになったもので、コンクリート内部の鉄筋腐食が心配されます。

  

補修方法
壁面や軒裏部に発生したひび割れを補修する。
バルコニー床面の防水施工の実施、又は壁面を防水効果のある仕様で塗装する。

 

塗膜のワレ・ハガレ現象
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塗膜の風化現象部位:鉄扉

※経年劣化や塗装の際の素地調整不足、下塗り塗料の過度の硬化などによる塗膜表面のワレが原因で、素地や塗膜の層間において付着力低下を引き起こし、塗膜が剥がれるように浮き上って剥落する現象。

  

補修方法
劣化塗膜(死膜)の除去を十分に行う。
被塗物(素地)に適した塗装システムを選定する。
塗膜に影響を与える外的要因を考慮した塗装システム(耐候性・汚染性など)を選定する。

 

腐食(サビ)の発生
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  • 部位:外部鉄骨部

    “腐食”とは、金属がその置かれた環境中の成分と反応して、化合物に変わることによって消耗していく現象である。

    鉄の表面に水(水分)が接触すると、鉄は鉄イオンになって溶け出し、水は水酸化イオンとなり水酸化鉄が生成する。これが大気中の酸素と反応して酸化鉄(赤サビ)ができるのである。

    すなわち、鉄にサビが発生するには、大気中の酸素と水が必要なのである。

補修方法
入念な下地処理を行う。(劣化塗膜(死膜)・既存のサビ面・汚れや塩分など腐食促進物質の除去)
⇒ 塗料の付着性・密着性を良くして、防錆(ぼうせい)力を高める。
サビ止め塗料の塗布。
⇒ 腐食促進物質の透過を防ぐ
⇒ 素地(鉄・亜鉛メッキ・ステンレス・アルミニウムなど)

 

鉄筋露出・爆裂(躯体の剥離・欠落)現象
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部位:ベランダ天井の爆裂

※素地コンクリートの劣化により内部に侵入した水分や空気が、内部鉄筋にサビを生じさせた状態です。 発錆した鉄筋は体積の膨張により周囲のコンクリートを割り、内部の鉄筋がむき出しとなってしまいます。(コンクリートの爆裂・露筋現象)

  

補修方法
周囲の不安定な躯体部分の除去
内部鉄筋の防錆処置(ケレンによるサビの除去 ⇒ 亜硝酸リチュウム水溶液の塗布など)
躯体に対する適切な処置(浸透形エポキシプライマー塗布 ⇒ 軽度エポキシ樹脂モルタル充填等)

 

躯体のひび割れ
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部位:外壁面

※躯体のひび割れが発生する原因として、気温や湿度の差による伸縮応力・不同沈下の歪・コールドジョイントに沿ったひび割れなどが上げられる。
  

不同沈下 ・・・ 建造物の基礎の沈下が全体に不均一であること。
コールドジョイント ・・・ コンクリートを打設した面が固まって、後打ちするコンクリートと溶着しない接合面のこと。

  

補修方法
Uカットによるシーリング材充填工法にて補修する。
注入ガンやポンプ式シリンダーにてひび割れにエポキシ樹脂などを注入する。
微細なひび割れに対しては、微弾性の補修材をコテなどで擦り込む。

塗膜の風化現象

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塗膜の風化現象部位:外壁面

変褪色・色ムラ
色相・彩度・明度の変化により、初期の塗色が失われ色褪せる現象。
原因として経年劣化のほか、コンクリートなど素地のアルカリ成分に塗膜が侵された場合や、塗料自体の耐候性の悪さが上げられる。

チョーキング(白亜化)
塗膜の表面に粉状の物質が浮き、ツヤがなくなること。
塗膜を形成している樹脂が分解され、着色成分である顔料が露出する現象。
原因として経年劣化のほか、塗料自体の耐候性の悪さが上げられる。

補修方法
・鉄部の場合、被塗面を電動工具・手工具・ペーパー等で研磨した後にシンナー拭きを実施し塗装する。
・内・外壁の場合は、高圧水洗いを実施した後に塗装する。
・耐候性の良い塗料を選定する。
※塗替え時の付着を確認するために、事前に下塗を試験塗装し、1週間養生した後、ガムテープ等により付着をしているか確認を行う。新築時に高温焼付塗装がされている場合は、塗替え時の付着が悪い可能性が高いので特に、注意が必要です。

 

シーリング材の劣化現象

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シーリング材の劣化現象部位:目地シーリング

※経年劣化や外的要因によって、本来持つべき伸縮力の低下や破断、ブリード(にじみ)による汚染などがみられます。

補修方法
・シーリング材は、建造物の気密性・水密性を保つために非常に重要な役割を果たすものなので、改修工事の際には雨掛かり部分はすべて打替えを実施する事が望ましい。

 

モルタルの浮き・剥落現象

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部位: 階段・手すり壁

※壁面や床面の各種仕上げ材の下塗りや補修用として施工されているモルタル層が、経年劣化や地震などの外的要因によって、素地(コンクリート)面との境に隙間ができ、劣化が進むと剥落に至る現象である

補修方法
・モルタルの浮き箇所を確認し、エポキシ樹脂などの注入を行う。
・剥落の危険のある箇所は、ピン打ち併用のエポキシ樹脂注入を行う

 

漏水現象

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部位:共用廊下・軒天

※壁面や床面などに発生したひび割れから雨水が侵入し、そのひび割れ周辺や下層階の軒裏に水が廻る現象です。躯体を劣化させる要因になり、漏水箇所には多量の白い結晶物(エフロレッセンス)が付着しています。

エフロレッセンス
セメントの硬化で生じた水酸化カルシウムが空気中の炭酸ガスと化合し炭酸カルシウムになったもので、コンクリート内部の鉄筋腐食が心配されます。

補修方法
・壁面や軒裏部に発生したひび割れを補修する。
・バルコニー床面の防水施工の実施、又は壁面を防水効果のある仕様で塗装する。

 

塗膜のワレ・ハガレ現象

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塗膜の風化現象部位:鉄扉

※経年劣化や塗装の際の素地調整不足、下塗り塗料の過度の硬化などによる塗膜表面のワレが原因で、素地や塗膜の層間において付着力低下を引き起こし、塗膜が剥がれるように浮き上って剥落する現象。

補修方法
・劣化塗膜(死膜)の除去を十分に行う。
・被塗物(素地)に適した塗装システムを選定する。
・塗膜に影響を与える外的要因を考慮した塗装システム(耐候性・汚染性など)を選定する。

 

腐食(サビ)の発生

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部位:外部鉄骨部

“腐食”とは、金属がその置かれた環境中の成分と反応して、化合物に変わることによって消耗していく現象である。鉄の表面に水(水分)が接触すると、鉄は鉄イオンになって溶け出し、水は水酸化イオンとなり水酸化鉄が生成する。これが大気中の酸素と反応して酸化鉄(赤サビ)ができるのである。すなわち、鉄にサビが発生するには、大気中の酸素と水が必要なのである。

補修方法
・入念な下地処理を行う。(劣化塗膜(死膜)・既存のサビ面・汚れや塩分など腐食促進物質の除去)
⇒塗料の付着性・密着性を良くして、防錆(ぼうせい)力を高める。
・サビ止め塗料の塗布。
⇒腐食促進物質の透過を防ぐ
・⇒素地(鉄・亜鉛メッキ・ステンレス・アルミニウムなど)

 

鉄筋露出・爆裂(躯体の剥離・欠落)現象

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部位:ベランダ天井の爆裂

※素地コンクリートの劣化により内部に侵入した水分や空気が、内部鉄筋にサビを生じさせた状態です。 発錆した鉄筋は体積の膨張により周囲のコンクリートを割り、内部の鉄筋がむき出しとなってしまいます。(コンクリートの爆裂・露筋現象)

補修方法
・周囲の不安定な躯体部分の除去
・内部鉄筋の防錆処置(ケレンによるサビの除去 ⇒ 亜硝酸リチュウム水溶液の塗布など)
・躯体に対する適切な処置(浸透形エポキシプライマー塗布 ⇒ 軽度エポキシ樹脂モルタル充填等)

 

躯体のひび割れ

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部位:外壁面

※躯体のひび割れが発生する原因として、気温や湿度の差による伸縮応力・不同沈下の歪・コールドジョイントに沿ったひび割れなどが上げられる。
不同沈下 ・・・ 建造物の基礎の沈下が全体に不均一であること。
コールドジョイント ・・・ コンクリートを打設した面が固まって、後打ちするコンクリートと溶着しない接合面のこと。

補修方法
・Uカットによるシーリング材充填工法にて補修する。
・注入ガンやポンプ式シリンダーにてひび割れにエポキシ樹脂などを注入する。
・微細なひび割れに対しては、微弾性の補修材をコテなどで擦り込む。

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